結婚式の準備には多くの要素が含まれ、その中でも一際特別なのが前撮り写真です。どうせなら特別な写真を撮影して、2人の思い出として残したいものです。
前撮りと一口にいっても、撮影する季節や場所、衣装などによって、写真の印象は変わってきます。特に、和装での前撮りはその美しさや日本の伝統を感じられる点で、多くのカップルから選ばれています。
しかし、一方で「和装の前撮りは高額だと聞くけれど、どの程度の費用がかかるのだろう?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、「前撮り 和装 安い」をテーマに、和装の前撮りにかかる費用の相場と節約するための具体的なコツ、そして前撮りした写真の活用方法をご紹介します。
和装の前撮りにかかる費用の相場
結婚式には欠かせないイベントのひとつが前撮り写真です。特に和装での前撮りは、日本ならではの雰囲気を残せるため、多くのカップルに人気があります。
そこで、和装の前撮りにかかる費用について解説します。
一般的に和装・洋装問わず、前撮りにかかる費用は10万円から30万円程度です。ただし、これは一般的な相場であり、使用する和装の種類や質、撮影する場所や時間、撮影するカット数、プラン内容などにより、具体的な価格は変動します。
例えば、豪華な振袖や白無垢を選ぶと、衣装代だけで数十万円かかることもあります。一方、簡素な和装であれば、費用を抑えることも可能です。
また、ヘアメイクや小物などの費用も忘れてはいけません。さらに、髪飾りや扇子、綿帽子などの和装小物もレンタルすれば別途費用が必要となります。
撮影場所によっても費用は大きく変わります。
スタジオ撮影であれば、スタジオ使用料が基本的には含まれていますが、公園や神社などのロケーション撮影を選ぶと、撮影許可料や移動時間などが考慮され、費用は増えることがあります。
前述のように、和装の前撮りにかかる費用はさまざまな要素により変動しますが、どのようなプランを選んでも大切なのは満足のいく結果を得ることです。
そのため、節約しすぎて満足のいく写真が撮れなかったという事態を避けるためにも、予算だけでなく、まずは自分たちが何を求めているのかを明確にすることが重要です。
以上の情報を参考に、和装の前撮りにかかる費用の相場を把握し、自分たちに合った最適なプランを見つけてみてください。
和装の前撮りにかかる費用を抑えるコツ10選
結婚式という人生の節目において、新郎新婦の姿を美しく切り取る「前撮り」は重要なイベントとなります。
特に和装の前撮りは、日本の伝統美を表現しながら二人の永遠の愛を刻む、格別な意味があります。しかし、和装の前撮りにはそれなりの費用がかかることが多く、その負担が心配という方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは予算を抑えつつも理想的な前撮りを叶えるための10のコツをご紹介します。
これらのコツを活用することで、賢く経済的に和装前撮りを楽しむことができます。
コツ①式場ではなく和装前撮りのスタジオを選ぶ
結婚式場での前撮りは、会場の雰囲気をそのまま活かせるため魅力的ですが、場合によっては高額な料金が設定されていることがあります。
一方で、前撮り専門のスタジオは競争が激しいため、料金が抑えられていることが多く、和装の衣装選びや撮影スタイルのバリエーションも豊富であることが多いのです。
コツ②平日に撮影する
平日の撮影は、週末よりも人が少ないため、自由度の高い撮影を行うことが可能です。
また、スタジオやフォトグラファーの予約が取りやすく、料金が割引になることもあります。特に結婚式の準備が忙しくなる週末を避けて平日に前撮りをすることで、予定も立てやすくなるでしょう。
コツ③オフシーズンに撮影する
結婚シーズン、特に春と秋は前撮りの予約が集中しやすいため、料金が高くなる傾向にあります。
逆に、冬や夏などのオフシーズンは予約が取りやすく、スタジオやフォトグラファーによっては割引料金を設定していることもあります。
スケジュールの調整が可能なのであれば、オフシーズンの平日が狙い目であるといえます。
コツ④衣装は1着だけにする
多くのカップルは前撮りで複数の衣装を楽しみたいと考えていることでしょうが、それぞれの衣装にはレンタル料が発生します。
コストを抑えるためには、1着のお気に入りの衣装を選び、その中でさまざまな表情やポーズを試すことで、バリエーション豊かな撮影を楽しむことができます。
コツ⑤衣装のグレードアップ料金がかからないスタジオを選ぶ
一部のスタジオでは、指定以上のグレードの衣装を選ぶと追加料金が発生します。
そのため、コストを抑えるためには、全ての衣装が同一料金のスタジオを選ぶことがおすすめです。
こうすることで、料金の透明性が保たれ、予算オーバーを防止できるでしょう。
コツ⑥ロケーションフォトなら早朝料金がかからないスタジオを選ぶ
ロケーション撮影の際、早朝に撮影することで人目を気にせず自然な表情を引き出すことができます。
ただし、早朝撮影には追加料金がかかるスタジオも多いので、注意が必要です。こうした追加料金を避けるためには、早朝料金が発生しないスタジオを選ぶと良いでしょう。
コツ⑦ロケーション使用料が無料のロケ地を選ぶ
ロケーション撮影の場合、撮影場所によっては使用料が発生します。
費用を抑えるためには、公園や海岸など無料で使用できるロケ地を選ぶと良いでしょう。ただし、撮影許可が必要な場所もあるので、事前に確認することが重要です。
コツ⑧料金プランの仕組みがわかりやすいスタジオを選ぶ
スタジオによっては、料金体系が複雑で、予定していた予算を大幅に超える可能性があります。
そのようなトラブルを避けるためには、料金プランの仕組みが分かりやすく、かつ明瞭なスタジオを選ぶことが重要です。
コツ⑨キャンペーンを利用する
前撮りスタジオやウェディング会社は、定期的にキャンペーンを行っています。
早割りや新規オープン割り、オフシーズン割りなど、利用するタイミングや条件によっては大幅な割引を受けられることがあります。
各社のホームページなどを比較してチェックしてみましょう。
コツ⑩アルバムは自作する
前撮りの後には、その写真をアルバムにして手元に残すことが一般的ですが、そのアルバム制作費用もバカになりません。
最近では、高品質な自家製フォトブックを作成できるサービスが増えています。こうしたサービスを利用してアルバムを自作することで、費用を抑えることができます。
以上が、和装の前撮りにかかる費用を抑える10のコツです。予算を抑えつつも、大切な思い出を形に残す前撮り。各項目を参考に、自分たちにとって最適なプランを選んでください。
【関連記事】
安くても希望を叶える!ウェディングフォトのコツ10選
前撮りした写真の活用方法
前撮りで撮った写真は、新婦新郎の思い出として残るだけでなく、さまざまな形で活用することが可能です。
ここでは、前撮り写真の具体的な活用方法を詳細にご紹介します。
-
- 当日のウェルカムボードに飾る
結婚式のウェルカムスペースには、新郎新婦が笑顔で寄り添う前撮りの写真を用いたウェルカムボードを設置するのが一般的です。
ウェルカムボードは、お二人の絆を象徴するアイテムのひとつであり、ゲストが式場に入った瞬間から、温かい雰囲気を伝える役割を果たします。
和装の前撮り写真なら、伝統的な雰囲気が漂い、より一層華やかな印象をゲストに与えることができます。
-
- 結婚報告や年賀状に使用する
結婚式に参列できなかった親戚や友人、または遠方に住んでいる知人に対する結婚報告のハガキに、前撮りの写真を使用することもおすすめです。
また、新年の挨拶と共に年賀状に前撮りの写真を添えて送ることで、幸せな新婚生活のスタートを遠くにいる人々とも共有できるでしょう。
和装姿の写真は、特別感があり、受け取った方々も喜んでくれるのではないでしょうか。
-
- アルバムに収めて両親にプレゼントする
両親への感謝の気持ちを伝える方法として、前撮りの写真を収めたアルバムを贈るのもひとつの方法です。
新郎新婦の素敵な和装姿や笑顔溢れる写真を選び、自分たちで編集したアルバムは、親への心のこもった贈りものとなります。
両親は、そこに込められた想いや感動を感じ取ることができ、喜んでくれるはずです。
これらの方法をうまく活用することで、前撮り写真をただの思い出の品から、人々と共有することができる価値あるアイテムに変えることができます。
そのためには、前撮りのプランニングから写真選び、そして活用方法の選定まで、自分たちの希望や思いをしっかりと持つことが大切です。
前撮り写真は新婚生活のスタートラインとも言えます。その特別な一枚を多角的に活用し、一生に一度の結婚式をより一層楽しみましょう。
結婚式の前撮りを賢く計画する
前撮りの準備は計画的に行うことで、予算内に撮影することが可能となります。
和装の前撮りに必要な費用の相場を把握し、費用を抑えるためのコツを活用しましょう。そして、前撮りした写真は結婚式当日だけでなく、さまざまな場面で使うことができます。
前撮り写真は新郎新婦の大切な思い出であり、その一枚一枚が2人の絆を表しています。
選び抜いた和装で、最高の笑顔をカメラに収め、それを活用することで、結婚生活の始まりをより豊かなものにすることができます。
ディアーズブレインでは、ウェディングフォト・結婚式の前撮りに最適なスタジオをご提案します。お気軽にご相談ください。